Introduction

メッセージ

当研究室ウエブページにようこそ。当研究室では、イノベーションの研究をしています。イノベーションは、何かと何かを組み合わせることで、化学反応のように新たなアイデアを想起することから始まります。世界四大文明はすべて交通の要衝地で生まれたのも、 同じことではないでしょうか。
このために、工学的アプローチとして、さまざまな分析手法を用いながら、新しいアイデアの「気づき」の瞬間をとらえたいと思っています。そして、人の思考プロセスの可視化を行い、その背後にある「何か」を探索する研究をしています。その分析手法のために、 例えば、 実験ツールとしてのゲームを開発したり、視線を計測するセンサーを用いたりしています。ゲームは、 答えの無いシムシティのようなもので、何かと何かを組み合わせることで、創造的なアイデアに「気づく」ことを促します。
経営的アプローチのほうは、起承転結が重要と考えています。それは作文の手法のことではありません。「起」の人、「承」の人、「転」の人、「結」の人、と人はどれかにあてはまるものです。このようなさまざまなタイプ・スキルの人々を如何に配置し、 起承転結の間で「関係の質」を高めるような仕組みを起案し実行していくことが、イノベーション・マネジメントの重要な役割といえるのではと思います。「現状維持即之脱落なり」。これは、私が伊藤忠商事時代に当時の社長がよく言われてきたことを今でも覚えています。当研究室とともに、イノベーションを考えてみませんか。

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プロファイル

中村 潤
略歴
東京大学工学系研究科 博士(工学)。 総合商社15年、 経営コンサルティング10年、 自動車メーカー4年を経て、パナソニックの映像・音響製品等の設計・技術開発を主たる業務とする企業経営に代表取締役副社長として参画。(株)三技協ならびにパーソルグループ・プロフェッショナルアウトソーシング(株)顧問。 芝浦工業大学 工学マネジメント研究科教授を経て、現在は中央大学 国際経営学部教授。 日本個人情報管理協会 理事。独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 企画提案書評価委員。 IBMよりHPC(Hundred Percent Club)受賞。科学技術融合振興財団よりFOST熊田賞、NPO法人ニューロクリアティブ研究会より創造性研究奨励賞を受賞。東京大学・博士課程(技術経営戦略学専攻)にて最優秀成績賞(首席)。国際戦略経営研究学会 常任理事を3期6年間務めた。※研究紹介はこちら

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